W3

ワンダー・スリー

W3
© 手塚プロダクション/虫プロダクション
テレビアニメ
1965/06/06~1966/01/30 (日) 放映時間:19時00分~19時30分
1966/02/07~1966/06/27 (月) 放映時間:19時30分~20時00分
全52話 / モノクロ

放映局: フジテレビ

作品紹介

原案・原作:手塚治虫
プロダクション:虫プロ

スタッフ

プロデューサー/黒川慶二郎
チーフディレクター/杉山卓
ボッコ作画担当、作画/中村和子
プッコ作画担当、作画/松尾信吾
星光一作画担当、作画/杉山卓
ノッコ作画担当、作画/三輪孝輝
作画/大貫信夫手塚治虫波多正美落合正宗月岡貞夫岡迫亘弘熊野基雄(他)
美術/西田稔
背景/西芳邦伊藤主計伊藤攻洋(他)
音楽/宇野誠一郎

キャスト

ボッコ/白石冬美
プッコ/近石真介
ノッコ/小島康男
星真一/沢田和子
星光一/金内吉男
母/桜井良子
父/池田一臣
松尾佳子

サブタイトル

全52話のサブタイトル一覧

第1話 「宇宙から来た三匹」

地球では核実験が繰り返し行われていた。これを重く見た「銀河系連盟」は調査隊としてW3を地球に送り込む。もし地球が銀河の平和を脅かす危険な星なら、 即座に地球を消滅させろ。その使命を受けて地球に降り立ったボッコ、プッコ、ノッコの3人はそれぞれ、ウサギ、馬、カモの姿に変身して調査を始める。しか し3人は山火事に巻き込まれ逃げ場を失ってしまった。3人(3匹)を救ったのは心優しい少年、真一だった--。

第2話 「24時間の脱出」

独裁国家ボロタニア共和国のノーラン博士は全世界を滅ぼすほどの発明をしてしまう。それを知った独裁者は博士に発明を軍事転用するよう迫る。24時間以内 にイエスと答えなければ処刑する、と。ノーラン博士は世界平和のために活躍する諜報機関フェニックスに助けを求める。ノーラン救出に派遣されたのは真一の 兄、光一だった。

第3話 「シャングリラの謎」

ある日、光一のもとに「釈迦の右手とシャングリラのツタに気をつけろ!」という死者からのメッセージが届く。この意味不明のメッセージを解き明かすため、 光一は調査に乗り出す。一方、シャングリラ内の釈迦像に財宝が隠されていることを知ったマックロウは、財宝をひとりじめにするため、隠し扉を開ける鍵とな る釈迦像の両手を揃えようとしていた。

第4話 「クスノキ物語」

真一の近所にある豊かな森が観光地として開発されることになった。木々が次々に伐採されていき、動物たちは生きる場所を追われてしまう。一本だけ残った大 きなクスの木が動物たちの唯一の避難場所となっていた。しかしいま、そのクスの木までも伐採されようとしていた--。

第5話 「浮かぶ要塞島」

光一がある朝目覚めると、そこは自分のアパートではなく真一や両親の暮らす実家だった。どういうことか、と首を傾げる光一に両親は、東京に水爆が落ちて全滅したと告げる--。

第6話 「摩天楼動物園」

ちいさな動物園。そこは子供たちと動物たちがふれあえる楽しい場所だった。けれど大金持ちの真名板氏は、動物園をつぶしてもっと儲かるビルを建てようと計 画していた。立ち退きを拒否する動物園の周りに彼は高層ビルを建て、日光を奪う。真一とW3は動物たちと子供たちのために立ち上がる。

第7話 「シバの女王」

飛行機や船舶の事故が相次いだ。突然、謎の磁気嵐が襲ったのだ。原因追及に乗り出したW3は、秘密を秘めた鍾乳洞を発見。その中を調べてみると、そこには磁力兵器工場が作られ、シバの女王と名乗る美女が君臨していた。

第8話 「サーカスの怪人」

平和運動の指導者に暗殺の危機が迫った。ボディーガードとして彼を守ることになる光一。一方、真一とW3は同じ町へサーカス見物に出かけてきていた。真一はそのサーカス団の中に、暗殺者が紛れ込んでいるのに気づき、光一に知らせるのだが・・・。

第9話 「沈むな太陽」

幽霊屋敷と呼ばれる古い西洋館を調べることにした真一とW3。しかし彼等がその館で出会ったのは幽霊ではなく、ミサという名の少女だった。ミサの家系は不 治の病が遺伝しているため、家族が全員死に絶えてしまい、自分の命も後わずかなのだと語った。夕日が沈んだら、自分も死ぬ。そう言うミサを救うためW3は --。

第10話 「ミイラ工場」

世界各地で原因不明の失踪事件が頻発していた。エジプトの古代遺跡ではすでに13人もの人が消えていた。事件の犯人はロケット技師のクラールだ。彼はロケット打ち上げのショックに耐えられる硬直材をテストするため、人間をミイラ化する実験を進めていたのだ。

第11話 「北の谷の決闘」

学校のテストでカンニングをしたと誤解された真一。どんなに無実を訴えても誰にも信用して貰えない真一は、怒って家出してしまう。やはり仲間とケンカしてしまったボッコも真一に同行した。ふたりは北の谷で無実の罪で三十年も服役していたという老人と出会う。

第12話 「モグラモチ計画」

スモールショウ国は地底ロケットの開発に成功したと発表した。しかし調べてみると、それはロケットではなく地底ミサイルだとわかる。発射テストの真実を突き止めようとする光一は、ミサイルに乗り込んだ。と、その光一を乗せたまま地底ミサイルが発射されてしまう。

第13話 「食鉄魚」

鉄を食べる新種の魚が世界各国の船を次々に沈没させて行く。それは魚を愛するゴルゴア博士が生み出した魚だった。博士は無秩序に殺されていく魚たちの敵を討つために、この魚を作り出したのだ。しかし某国はこの食鉄魚を軍事利用すべく画策していた。

第14話 「野犬の砦」

南極に置き去られて一年、過酷な環境を生きのびたシロという一匹の犬が発見、救助された。人間たちはシロの勇気を讃え、勲章を与えようとする。しかし人間 の勝手な都合で置き去りにされたシロは、仲間たちが次々に倒れて行くのを目にし、人間をもう信じない犬になっていた。

第15話 「犠牲は許されない」

何の前触れもなく突然、臨戦態勢に入ったビンゴ連邦。光一はその理由を探るため、同国へ潜入する。軍事回線の故障を隣国からの攻撃と勘違いしたことによる 戦闘態勢だと判明するが、回線故障の原因は首相の乗った小型潜水艦だった。潜水艦は回線に引っかかったまま身動きが取れなくなっていて、酸素もなくなりつ つあるらしい。光一はこれを救おうとするのだが--。

第16話 「わが名はX」

諜報部員になりたいその男は、自らを『00X』と名乗っていた。ひょんなことから本物の諜報員、光一と知り合った00Xは、大感激。光一のあとに付いてまわり始めるのだが--。

第17話 「黒いエキス」

光一が平和のための諜報機関フェニックスに入ったのは、親友である山川の遺志を継ぐためだった。山川は光一の目の前で死の商人バスクに殺されたのだった。 山川の残した世界平和への夢と、バスクへの復讐のためフェニックスに入って活動してきた光一だった。そんな光一の前に仇敵バスクが現れた。

第18話 「サイロ爆破せよ」

サウーズ国が生物兵器の攻撃にさらされている。その犯人を突き止めようと乗り出した光一は、生物兵器がじつは、サウーズ国を独裁国家とするため、反対する国民を殺そうと企んだ皇帝の指示で使われたのだと知る。光一はこの皇帝を倒すべく行動に出る。

第19話 「フェニックス物語」

真一ははじめて兄の働くフェニックスの秘密本部に招待された。いつもW3と共に事件解決に協力している真一への感謝を示すためだった。しかし、その基地内に基地の破壊を企むスパイが潜入していた--。

第20話 「狂った標的」

世界を我が支配下に。その野望に燃えるフットラーは、大実業家のマニーを配下に引き入れ、その莫大な資金援助を受けて、いよいよ世界征服に乗り出す。フッ トラーはまず手始めにとピース国への侵略を開始した。フットラーが集めた傭兵たちの中には歴戦の英雄であるクラベスとギロの姿もあった。光一はこのふたり に、君たちはだまされ、利用されているのだというのだが、ふたりの英雄は耳を貸さない。

第21話 「火山の追跡」

刑務所から武器密輸犯2名が脱走し、彼等は密造拳銃を隠した火山へと向かった。同じ時、同じ場所に遠足に来ていた真一は、運悪く脱獄囚たちの人質になってしまう。光一とW3は真一を救うべく火山へと急行した。

第22話 「危険なステージ」

人気歌手のシャーリーは、父親が行方不明のままなので心配していた。彼女はその父親が付き人に変装して自分のそばにいてくれることには気づいていなかっ た。父親は元軍人で戦争に負けたときに国から軍資金を盗み出していたのだ。その軍資金を狙う黒十字団から身を隠すため、彼は付き人に変装しているのだっ た。しかしついに黒十字団にそれがバレてしまう。W3は黒十字団に狙われるシャーリー親子の盾となって活躍する。

第23話 「嵐の対決」

金塊輸送車を襲ったアブハチは、逃走中に車ごと川へと落ちてしまう。川底に沈んだ輸送車を引き上げることは不可能だ。アブハチは捜査が縮小されるまで金塊を川底に眠らせておくことにした。しかし日照りが続いて川が干上がりはじめた--。

第24話 「謎の発明家」

知恵野ユタカという男が開発した「ものすごい兵器」の設計図を盗むため、世界の一流スパイが日本に乗り込んでくる。光一はユタカ氏とその発明を守るため、 スパイたちと戦うのだが、何故かユタカ氏は真一の家へと逃げ込んでしまう。果たしてユタカ氏の正体は? そして彼の発明した設計図の中身は?

第25話 「死の自動車レース」

ミン国で催される国際自動車レース。それにはナイ国の皇太子も出場することになっていた。その皇太子の命を狙う暗殺者たちがいた。彼等は皇太子の車に時限 爆弾を仕掛けるが、光一に見とがめられて失敗する。それでも暗殺をあきらめない一味から皇太子を守るため、光一もレースに出場することにした。

第26話 「海底にかける橋」

銀河系連盟から地球人についての中間レポートを出せと命ぜられたW3。3人は地球には真一や光一のような素晴らしい人間がいると報告したい。しかし同じ 時、海底トンネルの開通式を妨害しようとする海運業者たちが潜水艦でトンネルを破壊しようと動き出していた。こんなふうに自分の利益のためなら大量虐殺も 辞さない人間たちの姿の目の当たりにしてW3の心は揺れる--。
全52話のサブタイトル一覧

視聴率

平均視聴率:

17.7%

最高視聴率:

23.0% (19話)

前・裏・後番組

前番組


なし
 

裏番組

ハッスルパンチ
 

後番組


なし


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